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暮らしと楽しみ

イワナ養殖

渓流

 岩手の最高峰岩手山(標高2,038m)からの伏流水が豊富に湧き出る、八幡平市松尾エリア。岩手県内水面水産技術センターはこの豊富な湧水を利用してニジマス、イワナ等の調査研究・種苗生産を行い、また県内の養殖業をサポートしています。
 山地が多く水に恵まれた岩手では、イワナやヤマメの養殖が中山間地域の重要な産業の1つ。八幡平市のほか滝沢村、盛岡市玉山区、二戸市、奥州市など各地で養魚業が営まれています。

※名古屋でのサラリーマン生活から、滝沢村でのイワナ養殖業へと転身した佐藤さんの記事もぜひご覧下さい!
  >>佐藤さんのご紹介記事へ

山菜を楽しむ

 ワラビ、ぜんまい、タラの芽、みず、しどけ…岩手では初夏になると山菜採りを楽しむ人々が山へ繰り出します。

 山菜の宝庫、西和賀町では2002年から生産者と町が一体となって山菜栽培の取り組みを始めています。水田から山菜への転作面積は5年間で23ha。中でもあくが少なくトロッとした食感が特長の「西わらび」は町内外で評判となり、町の特産品になりました。手軽にワラビ採りが楽しめる観光わらび園も好評です。

チェンソーアート

チェンソーアート

 「森林・林業日本一の町づくり」を進めている住田町では、有志によるSUMITAチェーンソーアート杣遊会が結成され、アート作品を活用した町並み整備や、作品の特産品化を目指し活動しています。

 チェンソーを使って丸太からフクロウやキジなど彫刻作品を作り出すチェンソーアートは、チェンソーの音が大きいことから都市部では創作が難しく、山間地ならではの芸術ともいえます。スピード感、ダイナミックなチェンソーの動き、複雑な形を彫る妙技。見るだけではなく、熟練講師による講習・指導を受けることで、初心者でも安全に始めることができます。

『匠』の郷土食

 岩手県では、岩手の郷土料理を伝える個人や団体を「食の匠」として認定しています。
 これまでに、大船渡市の「としるの貝焼きとイカの腑臓殻焼き」(アワビの肝臓”としる”・イカの腑・千切り大根をアワビの殻に詰め炭火で焼く)や、洋野町「けぇの汁」(焼き豆腐、にんじん、ごぼうなど7種類の材料を煮込む)などの料理で188個人・団体が認定されています。
 これらは農家レストラン、道の駅や産直施設で味わうことができ、各地のイベントで調理の実演や体験指導も行われています。
レシピなど詳しくは「いわての文化情報大事典」郷土料理集へ。

「郷土料理集」のリンク
 >>http://www.bunka.pref.iwate.jp/seikatsu/ryouri/

「平成20年度認定分」のリンク
 >>http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=120&of=1&ik=1&pnp=54&pnp=120&cd=14272

安心・新鮮・廉価な産直めぐりでお買い物

 山菜や春野菜が最盛期を迎える時季、県内の産直施設は1年でもっとも活気にあふれるシーズンです。アスパラガスやホウレンソウなどの野菜、シドケ・ミズ・コシアブラ・姫竹といった岩手ならでは山菜がところ狭しと並べられ、その値段は格安。大勢の人々が詰めかけ、午前中のうちに品薄となるお店も珍しくありません。
 県内には200余の産直施設があり、海産物や天然キノコなど地域や季節によって並ぶ商品はさまざま。産直めぐりで食材豊かな岩手を満喫しましょう。

住民で取り組む里山保全

 奥州市衣川区大森地区では、住民による中山間組合「大森共和国」が、自分たちの住む里山を守っていこうと活動しています。
 山菜の乱獲を防止するために始まったこの活動は「自然保護区」の看板設置、不法投棄パトロール、ホタル調査、草刈りの際に山野草を刈り残す「山野草のお花畑プロジェクト」など多岐にわたり展開中。「山野草のお花畑プロジェクト」では800本ものヤマユリを残す住民が現れるなど住民の意識も高まり、楽しみながら里山保全に取り組んでいます。

ホタル飛び交う岩手

 自然豊かな岩手県では県内各所にホタルが飛び交うスポットがあり、住民を楽しませています。なかでも二戸市、軽米町、九戸村にまたがる折爪岳の山頂付近の遊歩道で見られるヒメボタルは有名で、鑑賞会が行われています。今年7月二戸市折爪岳振興協議会が主催した鑑賞会には県内外から300名もの人が参加。山頂付近で幻想的な光を放ち輝くヒメボタルに歓声が上がりました。
 また、奥州市衣川区下大森の山林でも数多くのゲンジボタルの乱舞が見られ、町の灯りや車の光にも邪魔されず、強く輝き幻想的な光跡を残しながら乱舞する姿は、まさにホタルのイーハトーブ(理想郷)です。

夜中にカブト虫取り

 小さい男の子を持つ父親の仕事は「夜中のカブト虫取り」?
 盛岡市中心部から車で30~40分も走ると、繋地区、玉山区、都南地区や滝沢村などにクヌギやコナラなどの自然の林が豊富にあり、夜中に子供を連れてカブト虫取りを楽しんでいる人も少なくありません。
 また花巻市東和町町井には『カブト虫ふれあい童夢(ドーム)』があり、シーズン中ドーム内には千匹近いカブト虫が放し飼いにされ子供たちを楽しませています。
 自然豊かな岩手で自然を題材に子供と遊び、子供の情操を高めることも「田舎暮らし」の楽しみです。

リンゴオーナーになる楽しみ

 最高級品として取引される「江刺リンゴ」に代表されるように、岩手は有数のリンゴ産地です。特に「ジョナゴールド」「サンふじ」は日本のリンゴを代表する風味、品質を誇っています。
 多くのリンゴ園では『オーナー制度』もあり、紫波町・紫波フルーツパークでは、1万円でリンゴ30キロ保障など内容も充実。収穫体験でもぎたてのリンゴを味わう楽しみもあります。

鮎を楽しむ

 県内各河川で稚鮎の放流が行われ盛期を迎える鮎釣りシーズン。県内河川各所で好釣果が期待されます。
 放流量は主な河川で
久慈川漁協1,000キロ・下安家漁協1,533キロ・小本川漁協1,030キロ
閉伊川漁協2,000キロ・気仙川3,000キロ・砂鉄川1,380キロ
和賀川淡水漁協1,200キロ・西和賀淡水漁協300キロ
猿ヶ石川漁協350キロ・上猿ヶ石川漁協1,500キロ
南部馬淵川漁協2,500キロなど(H22.6.15現在岩手県内水面漁業組合連合会)。
 広い県土の岩手県は、大きな水系を数多く有し好環境に恵まれた稚鮎がスクスクと育っています。

南部杜氏の伝統を味わい、冷酒を楽しむ

 丹波・越後に並び三大杜氏と称される南部杜氏は、日本最大の酒造り技能集団とされ、現在も日本全国の酒蔵で南部杜氏が日本酒作りの先頭に立ち重要な味の決め手となる仕込みを行っています。
 こうした南部杜氏発祥の岩手県には「桜顔」「南部美人」「菊の司」「岩手川」「鷲の尾」「月輪」などさまざまな酒蔵があり、300年以上の杜氏の歴史とともに味わい深い冷酒を楽しむことができます。